みなかみ町観光協会 みなかみパーフェクトガイド 日帰り温泉18湯
新潟県と福島県の県境にある群馬県最北の温泉地。県内屈指の豪雪地帯でもある。万葉集に「葉留日野(はるひの)の里」と詠まれたほどの奥深い山里で、奥州藤原氏の落人(おもうど)伝説が残っていることから現在は、藤原郷と呼ばれている。
その昔、川のほとりに小屋がけした露天の浴場があったことから「湯ノ小屋」の名が付いたと言われている。
現在は利根川支流の木ノ根沢沿いに古くから営む数軒の旅館と、ここから源泉を引き湯した藤原スキー場周辺に点在している民宿やペンションを総称して湯ノ小屋温泉と呼んでいる。木ノ根沢と楢俣川が合流する渓谷には、堤体積が日本最大の規模を誇るロックフィルダムの奈良俣ダムがある。
引用文献
「みなかみ18湯〈下〉」小暮淳著、A5判、112頁、並製本
定価 本体953円+税
湯の数だけ 歴史がある―温泉シリーズ第4弾!―
利根川源流の温泉地 水上温泉郷、緑と民話の里で知られる 三国・猿ヶ京温泉郷、街道沿いの古くからの湯治場 月夜野・上牧温泉郷など、みなかみ町には18の温泉地がある。昨年刊行の上巻では水上温泉と猿ヶ京温泉の2温泉地、下巻では谷川温泉、湯檜曽温泉、宝川温泉、法師温泉、上牧温泉など16温泉地を紹介。上下巻合わせ75軒の源泉宿を掲載。